しばらく前に、出張時のパッキングの話を知り合いの子とした時、
ブログにでもまとめて、といわれたので、エントリを書いてみる。
ちなみにこの記事は以下のような前提となっている。
- 期間は 2〜3 週間程度
- 国外(いわゆる先進国が多いけど、インド、中国、台湾なども含む)の中〜大規模の都市
- ホテルまたはコーポレートアパートメントに滞在
- 平日の日中は仕事
- スーツは着ない (普段の仕事そのまま)
- 社外の人はいない (接待したりされたりしない)
- 基本的に1人行動
- United Airlines か Star Alliance のキャリア
これはこうしたほうがいいのでは、などのコメントがあればぜひお願いします。
出張の際のパッキングリストを Google docs のスプレッドシートで管理している。出張の度に、前回のカラムの左に1つカラムを追加して、パッキングしたものにチェックを入れていく。
荷物は 2 つ。
http://www.flickr.com/photos/dxy/4453540868/
1. キャリーオン・ラゲージ
普段から使っているメッセンジャ・バッグ。ラップトップや本やもろもろを入れられて、必要に応じて両手を空けることができる。
2. チェックイン・ラゲージ
以前はバゲージクレームで待つ時間がもったいなくてすべて持ち込みにしていたのだけど、シェービングジェルや Leatherman などを持っていくので 911 以降はチェックインすることにしている。
黒のソフトキャリーケースに(カルーセルなどでの識別用に)白のラゲージタグをつけて使っている。rimowa などの(ハード)スーツケースは、見た目が好きじゃないし、「日本人です。観光客です。(つまりカモです。)」というシグナルをわざわざ送っているような感じがするので使ったことがない。
出国/帰国日の服装
アジア人ということで、ヨーロッパや US ではぞんざいな扱いをうけがちなので(まぁベイエリアは相対的にかなりましだとは思うけど)、フードパーカ、ジーンズ、スニーカみたいな格好は避けている。
当然、出国/入国する都市の気候などによって変わるけれど、コートとタートルネックとカジュアルすぎないパンツとレザーのアンクル丈ブーツとかのことが多い。機内は自分にとっては肌寒いことが圧倒的に多いので、寒さ対策を重視している。寒くて眠れず、現地に着いてから体調を崩したり時差ぼけが長引いて仕事に差し支えるといったことがないようにするため。
また、キャリーオン・ラゲージの荷物の容量を減らす意味でも、比較的重かったりかさばったりする服を選んで出国/帰国時に着るようにしている。それに、ある程度ちゃんとした格好をして訛りの薄い英語でてきぱき質問に答えれば、イミグレーションやカスタムで無駄に時間をとられる可能性が低い、というメリットもある。
キャリーオン・ラゲージの中身
- パスポート/ビザ: いうまでもなく最重要 (US の場合は ESTA の有効期限を確認)
- クレジットカード: VISA, Master, American Express を一枚ずつとコーポレートカード。有効期限を確認。
- キャッシュカード: Citicard など STAR, Plus, Cirrus などの国際ネットワーク加盟カードと現地の銀行に口座をもっている場合はそのカードも。
- 日本円: 空港での飲食代、帰国時の空港からの交通費。
- 現地での現金: およそ 1 万円相当。前回の残りがあればそれもあわせて持参。
- 国際運転免許証: US への出張で運転が必要な場合
- 運転免許証: レンタカーをチェックアウトする際に国際運転免許証と一緒に提示(したかな? どうせ彼らは日本語の免許証が読めないわけだけど。)
本当に重要なのはこの辺りまで。
- 現地オフィスの住所とアクセス方法: 西海岸など、現地の朝についてホテルにチェックインする前にオフィスに直行する場合は空港からの行き方。そうでない場合は、ホテルからの行き方。できれば Street View で事前にざっと把握。
ホテルについてから、VPN でごそごそやるより、事前にプリントアウトしてもっておいた方が便利。
- ホテル/コーポレートアパートメントの住所とアクセス方法: United のチェックインの際に、現地での滞在先としても入力の必要あり。
- 耳栓: フライトやホテルなどで、周りがうるさくてもしっかり睡眠を確保。すごく重要。
- FFP/FSP/Hertz のカード: 空港でラウンジを利用したり、マイレージの加算など(Hertz は #1 Club Gold メンバーでガレージ直行でチェックアウトの場合は使う場面がないけど念のため)。
- Mac: 出張ですから。
- iPhone: Data Roaming を Off に。クレジットカードの盗難時の連絡先などを AddressBook に。離陸前に Timezone を現地に変更して、現地時間であるというイメージトレーニングをして時差ぼけ対策(してる気になる)。Celsius - Fahrenheit などをはじめとする単位換算ほかその他もろもろ。
- iPod touch: ホテルやフライトでの BGM。ホテルに iPod のコネクタのついたスピーカがついているケースも多い。
- ボールペン: I-94W などの入国書類や税関申告書などの記入や現地でのメモなどに。
- ポストイット: ガイドブックや地図などにメモするため。
- 本: 空港での待ち時間やフライト中など。
- 折りたたみ傘: totes のシンプルなもの。ベイエリアはともかく Seattle, London, New York などでは重要。健康管理も仕事のうち。
- ガイドブック: Fodor's, lonely planet, Frommer's, Time Out などのうちから好みで。
- 名刺: 今の仕事ではまったく使う機会がないけど、一応社会人ということで。
チェックイン・ラゲージの中身
- デジタルカメラ: これは機内持ち込みでもいい。
- デジタルカメラのバッテリチャージャ: デジタルカメラにバッテリが入っていることも確認。
- デジタルカメラのデータ転送用 USB ケーブルまたは Eye-Fi: デジタルカメラをなくした時のために適宜 Mac に移していくのが理想的。
- Mac の AC アダプタ: エコノミーのキャビンで Mac を開いて作業する元気がないので、チェックイン・ラゲージのほうに。
- Mac のモニタ外部出力ケーブル: 現地オフィスで調達してもいいのでいらないかも。
- iPod touch/iPhone 用充電用コネクタと USB ケーブル: sync は自宅の Mac としているので、充電だけ。
- プラグコンバータ/変圧器: US 以外への出張時。いずれも 10 年くらい前に Seattle か New York かどこかの Brookstone で買ったもの。
- ロードマップ: The Thomas Guide 1998 Golden Gate Street Guide and Directory ベイエリアに不慣れだった頃にドライブするのに愛用。かさばるものの Marin, San Francisco, San Mateo, Santa Clara の各 County をカバー。今は、道をそれほどよく知らない街 (e.g. Seattle)では Never Lost をつけた車を借りるし、ベイエリアなら必要ないので出番が減った。
- ローカルな連絡先: 現地の同僚など、万一の場合の連絡先。特に、ホテルじゃなくてコーポレートアパートメントに泊まる際は、土曜着でなにかあった場合に土日でオフィスでは誰もつかまらない、というケースを避けるため。
- レインジャケット: いいのがなくて、チェックリストに載せてはいるものの模索中。折りたたみ傘とコートをもっていくのでなくてもなんとかなっている。
- 帽子: いいのがなくて、チェックリストに載せてはいるものの模索中。
- Tシャツ: よっぽど汗をかく場所でもないかぎり 5 枚くらいを持っていって、 月/木, 火/金, 水/土で着回して週一回ローンダリに出す。個人的には T シャツを二度着るのはそれほど違和感がない。T シャツをまとめてひとつのメッシュケースに。
- 下着: 同じく 5 枚くらいで週一回ローンダリに出す。滞在期間が一週間を超えたらそれ以上は衣類は増えない。靴下と合わせてひとつのメッシュケースに。
- 靴下: これは一度足を通したものを繰り返し履く気にはならないので 9 足くらい。金曜に現地入りしても翌週の週末までローンダリのことを考えず仕事に集中できる。出張で来ているのに laundromat を探すのは時間の無駄。コーポレートアパートメントでなくホテルに泊まっている時はハウスキーピングにお任せ。
- カットソー: 寝る時に着る 1 着と肌寒い時に温度調節する 1 着。
- ショートパンツ: 主に寝る時のために 1 着. 熱い地域/時期の場合、外出時にも使える。暑くない地域の場合、かわりにフレキシブルな素材の室内着で寝る。
- アウター: ジャケットとパーカを各 1 着くらい。
- パンツ: ジーンズ 1 着。移動日に着ている(どちらかというとフォーマルな)ものと合わせて 2 着だけ。
- 靴 (スニーカ): 出国、帰国時にかさばる方の靴 (レザーのアンクルブーツ) を履いてもう一足比較的小さな方の靴をパッキング。滞在期間中は二足を交互に。パンツと靴の組み合わせは固定。週末歩き回る日用。
- ベルト: 出国、帰国時に身につけているもののほかにもう一つを小さく巻いて靴の中に入れる。
- 公共交通機関のカード: rechargeableなもの (香港の Octopus, 台北の Easy Card, New York の Metro Card, Zurich Zone 10 monthly pass など) で前回の使い残しがある場合
- Leatherman: 現地で買った洋服のプラスチックのタグを外して滞在中に着たり、そのほかの場面でもいろいろ活躍。
- Mini MAG-LITE: 最近は iPhone でもある程度代替できるけれど、かさらばないし、まだ利用する場面はあり。
- トラベルクロック: ホテルに備え付けのもののアラームセットの方法を模索するより使い慣れたもので効率的に。
- ノート: 地図やガイドブックを開くより、ノートか iPhone (Evernote) にメモしておくほうが、いかにも旅行者然としていなくて安全かと。当然、それ以外にも用途いろいろ。
- ティッシュ: 一般の旅行と違って、ほとんどの時間をオフィスで過ごすのであまり必要はないけど、週末などはやはりあったほうが便利。
- UTP ケーブル: wifi があるところにしか泊まらない昨今、正直そろそろリストからはずしていい気がしている。
- カトラリ: コーポレートアパートメントならついているのでいいのだけど、帰りがけに Whole Foods Market でフローズンヨーグルトを買ってホテルに戻ったけど、「スプーンがついてない、でもハウスキーピングなんか待ってられない、今すぐ食べたい」といった時やオーダしたものが多すぎたけどおいしいのでドギーバッグをもらって詰めて持ち帰ってきて、「フォークが(以下同様)」といったケースに。
以下のものはすべてを一つのフックのついたバッグにまとめておく。
- 歯ブラシ/歯磨き粉: 歯磨き粉は Rite Aid, Walgreens などのドラッグストアやスーパーマーケットで買ってもいいけど、慣れた味の歯磨き粉は落ち着く。
- グルーミングキット(カミソリ/シェービングジェル/鏡/バンドエイド/綿棒(耳かき)/小型はさみ/爪切り/リップクリーム/洗顔料など): かさばらないボトルにいれかえてラベルをつけたりしてまとめる。
- モイスチャライザ: US もヨーロッパもたいてい東京より乾燥しているので。現地で Jergens, Vaseline, Neutrogena などを買ってもいいけどかさばる。でも人間観察がてら店を見てたまに買う。
- 虫除け: Sydney の夏とか、なぜかすごい量の虫が大量発生する時期とかあるので。
- 日焼け止め/サングラス: 日光はお肌の大敵。日焼けで頭痛、も避けたい。
- 体温計/風邪薬: 残り二週間あるのに熱っぽい、なんていう時に備えて。
こんなところだろうか。この他に、ガジェットのアクセサリや着てしまった衣類用などで 2-3 個のメッシュバッグと帰りに衣類を圧縮していれるクリアバッグなどが荷物に含まれる。
買い物
Williams Sonoma, Sur La Table, Crate & Barrel, Pottery Barn, Borders, Barnes & Noble などのお気に入りの店での買物を前提に、行きは、少なくとも 20-30%くらいは空きのある状態でパッキングする。
現地で買ったものはその空きスペースに詰めていくのだけど、東京よりも旅行先で服を買うことが多いので帰国の頃にはどう見ても収まりきらない、ということもある。
そういう場合には帰国前に自宅宛てに FedEx や USPS などで別送する。安くはないけど、大荷物を抱えて旅行するというのは好きじゃないので、まぁ仕方ない。
といった感じで、みなさん、楽しく有意義な出張を。

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