今日は単独行動となりました。
Richard には National Palace Museum を勧められていたけど、中国のアンティークとかより
断然現代芸術のほうが好きなので、本日最初の目的地は Museum of Contemporary Art Taipei に決定。
http://www.mocataipei.org.tw/
外観。
現在の展示は Unstable Media: Act - Interact。
ロッカーに荷物を預けようとしたら、それぞれのロッカーには現代芸術にまつわる単語が書かれている。
どれにしようかなぁと思いながらしばし見て回りつつ、Zeitgeist が空いていたのでそれにした。
好きだったのは、
Chris Cunningham - All is Full of Love (作者が昔から興味のあったという robots と pornography という二つの要素を組み合わせたという作品。robot の声は Bjork)
Chris Oakley - The Catalogue (Minority Report を彷彿とさせるショッピングモールの客をとらえた監視カメラの動画タギング)
Herwig Weiser - zgodlocator/version zll (沢山の磁気コイルの上にあるターンテーブルに砂や砂鉄?が乗っていて手前のコントローラをいじるとコイルのまわりのスピーカから出る音が変わり、ターンテーブル上の模様も変わる)
Marnix de Nijs - Beijing Accelerator (大きな液晶ディスプレイのついたコックピットに座り自分でコントロールしてぐるぐる加速、回転。連動して夕暮れの 北京の housing project の広場みたいな景色がぐるぐる回る。)
Ryoji Ikeda - data.tron [prototype] (画面を数字やバーコードが上下に流れ続ける)
というあたり。
MOCA を出てみると少し喉が渇いたなってことで Dante Coffee へ。
Sydney へいったら Gloria Jean's を試すように、 その土地土地のローカルなコーヒーショップを
試すことにしているので台北では当然 Dante Coffee をチェックなのです。
あまり記憶が定かではないけど、パスタとかもあった気がする。あとケーキなどのスィーツがあった。
カフェラテは特にこれといった特徴もなく、という感じだった。
おっさんが煙モクモクでタバコを吸っているという印象があるドトールとかに比べると、
台北の庶民のコーヒーショップは中高生がだべるファーストフードな感じの店なのであった。
つづいて本日のメインイベント猫空 (Maokong) のティーハウスを目指す。
MRT (Muzha line 木柵線) に乗る。ん、王家衛の ブエノスアイレス のラストに出てきたのってこの電車?
あの映画、なんとなく香港でとったものと思っていたら台北だったのかな。
ダウンタウンの真ん中でとつぜん 90 度くるっと回転するあたりからして同一な気がする。
と思ったら、やはりそうらしい。
http://homepage.mac.com/xiaogang/argentina/happyTogether/index.html
台北の町並みが眺められる木柵線は楽しくておすすめ。で、しばし揺られると終点 Taipei Zoo Station へ到着。
Maokong Gondola のサインにしたがい、ちょっと歩くとすごい行列。鼎泰豊の行列なんて目じゃない。
見たところ一時間待ちくらい? 東京だったら一時間待たなきゃできないこと/行けないところなんて
絶対パスだけど、まぁ、今日、猫空のティーハウス以上に行きたいところも思いつかないので待つしかない。
(今 brochure を確認したところ Maximum capacity: about 2,000 people/hr らしい。)
「ゴンドラっていうくらいで役所の待ち行列とちがって、一定時間できっちり一定のキューが
はけていくんだから」と無理矢理自分を納得させて読みかけの Stumbling on Happiness を開く。
6 人乗りのゴンドラのせいかそんなにどんどんはけるわけでもないらしく、本をずいぶん読み進んだところで
なんとか順番が回ってきた。ちなみに Easy Card で支払いができた。SUICA が使えないとかふざけた
こといっていた(今も?)東京ディズニーランドのモノレールと違ってすばらしい。
まぁ、大分待った結果ようやく乗った Maokong Gondola、
乗ったのは 3 時から 4 時の間くらいだと思う。眺めはなかなかよくて気分いい。
キッズもご機嫌。こうして山をあらためてみるとシェフレラなど tropical な植物が多い。
遠路はるばる(当時にしてみれば)ここまで侵略にやってきた日本の兵士は、
日本とはいささか景色の違うこの林の中でどんなことを考えつつ過ごしていたんだろう。
さて、いつの間にやら終点に着いてみるとけっこうな人。駅の目の前には上り坂と下り坂。
とりあえず左手の上り坂を進む。人は多いけどチープな感じの食事処から Fuji Rock
にでも出店していそうな店((ホワイトへ向かってグリーンを出てすぐの右手の、
道の端でバンを停めて営業中という感じ?)とか。
特にどこを目指しているというわけでもないのでしばし散歩。
健康歩道みたいな名前のミニトレッキングコースみたいなのがあるので車道を外れてそちらへ。
20-30 分程度歩くともとの車道へ戻る。少し歩くときれいな門構えの店を発見。
邀月茶坊 Yau Yue Tea House
http://www.yytea.com.tw/
とりあえず様子を見に、門をくぐってみる。
門をくぐってから店まで少し距離があり、山道を少し進む。前を若い女の子数人が歩いている。
中国語をしゃべっているので多分よいサインなのではないかと思われる。
(実は大陸から単なる観光客かもしれないので定かではない。)
途中で分岐点があるのだけど、とりあえず地元っ子(と勝手に断定)についていく。
ちなみにこの判断は正しかった模様。もう片方は寒舎という点心(食事メニューなし)の茶芸館で
おなかが空いていたことを考えると邀月茶坊は妥当な選択。
邀月茶坊
http://www.tabitabi-taipei.com/html/data/10264.html
寒舎
https://www.liuliu.jp/issue/maokon/hanshe.html
あいかわらず中国語はまったくしゃべれないので、英語のしゃべれる店員さんに
メニューからお茶の入れ方から全て教えてもらう。すごく親切にいろいろ
教えてくれた彼にチップをあげたい。(台湾人は基本的にすごく親切だけど。)
食事は茶葉の入った炒飯にしてみた。美味しい。
近くのおばちゃん数人組が、昔話でもしているのか、会話にふと
流暢な日本語で「いってまいります。」なんてでてきてちょっとびっくり。
ベトナムを訪れたフランス人とかこんな感覚なんでしょうか。
日本人をやっているとあまりこういう場面は多くないので、不思議な感じ。
ハワイでものを売りつけるために片言の日本語で話しかけられるのとは
わけが違いますからね。なんとなく松任谷由実の「スラバヤ通りの妹へ」を思い出す。
いや、別にそのおばちゃん達は僕が日本人だとは知らないし、
そもそも僕に話しかけているわけでもないので、「やせた年寄りは責めるように
私と日本に目を背ける」というわけではないんだけど。
ともかく、初めての工夫式でお茶をたっぷり飲んですっかりリフレッシュ。
ついたときはまだ明るかったけど、食事をしながらしばらくしていると少しずつ暗くなってくる。
いわゆるたそがれどきってやつですね。日が暮れてからも落ち着いてこれまたいい感じ。
ゴンドラの駅の周辺の喧噪から離れてくつろげる。
ふりかえってみても、ここは台湾で最も好きな場所のひとつ。
ゴンドラで着いた時は、二軒くらいはしごしようかと思ってたけど、すっかり満足。
歩いてゴンドラの駅まで戻ると、想像していたほどの行列ではなく、10 分くらいで乗れた。
帰りは台北の夜景が見えてこれもなかなか楽しい。
MRT で City Hall まで戻る。コーヒーを飲みたいなと思って、
CROWN & FANCY でカプチーノとシュークリームを食べる。