Yahoo! 検索事業部長 井上俊一さんがゲストということで Apple Store Ginza での Web Business Shuffle へ。
検索を日々考えている人々にとっては当たり前のことばかりでしょうが、畑違いの身としてはかなり興味深かったです。また、言葉の端々に Yahoo! のサービスの規模感というものが感じられた点も面白かったです。
日常的にはてなのサービスへのアクセスしたり、DB 構成の変遷みたいなはてなの舞台裏的なコンテンツを見ているせいか、はてなは「大規模サイト」という印象を持っていました。でも、Yahoo! の目から見るとはてなのユーザ規模というのは脅威でもなんでもない、と。(ちなみにこれは「ブックマークサービスではてブなどに先を越されていることに対してどう思う?」といった文脈。)
まずは、現状のおさらい。
・パブリック (The Web)
・パーソナル (My Web)
・ソーシャル (Our Web)
こんな変遷を経て、
・今の web 検索は named entity でサーチ (キーワードは名詞が圧倒的)
・Google のプレゼンスが一気に上がった '98 頃に比べて(従来のサーチエンジンが重視した)「リンク解析」の重みが下がりはじめている
web サーチの問題は以下のようなものがあげられる(ほかにもいろいろ)。
・評判・意見などの抽出ができない (e.g. 女性に人気の車)
・個人の趣味と嗜好が反映できない
ゴルフ (車とスポーツ)、イーグルス (野球とバンド)
・キーワードを入れないと何もでない (リテラシ)
1 クエリあたりのキーワード数 (ソースを聞き忘れたけど、多分 Yahoo! Search でしょう)
1.36 (2005/2)
1.45 (2006/2)
2 ワードも入力しないケースが多い。(ちなみに英語圏は 2 ワード以上)
ソーシャルサーチには以下のような背景が。
オーソリティの変化
エディタ -> ウェブマスタ -> コミュニティ
(リンク解析ベースのテクノロジではコミュニティの趣向がサーチ結果に反映されない)
で、今後。
Yahoo! の考える、ソーシャルサーチで重要な要素は以下の四つ。
1. コンテンツ
2. ソーシャルサーチ
3. アカウント (他サービス連携)
4. マイランク
・アカウント
Yahoo! Japan で 2006 年 3 月 にログインしたユニークユーザ ID 数: 1,580 万
・マイランク
web サーチ
趣味・嗜好
コミュニティの知恵
これらのデータがあれば、おすすめをプッシュするといったことも可能なはずでそういった方向も模索
知恵・知識・経験などのコミュニティという意味でのサービスとしては:
Yahoo! Answers、 Yahoo! 知恵袋、Neighbor (韓国)
英語圏はあらゆる分野での文献化が進んでいるので検索すればよく、Q&A サービスへのニーズが低い。
逆に文献化が進んでいないのが韓国など。こういった国では、資料、文献に頼れない分 Q&A サービスが活発。

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